117 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/08 19:52
アイタッタッ 頭がズキズキする 「二日酔いだな」と、一人ぶつぶつ言いながら、先任は机に座った。田浦3曹が、「先任?体調でも悪いですか?」と聞いてくる?「二日酔いだよ。」本部の要因が一同に先任を見つめる 「おはようございます」元気な声で赤城一士が現れた
118 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/08 19:59
ぼちぼちと中隊の朝礼時間になるにつれ、隊員が来る
最重要(危険?)人物の三島も来ている。先任は、痛い頭をおさえ、三島の行動を黙って見ていた。以外にも、赤城一士に挨拶されても、不愛想な態度だった。考えすぎ?と先任は少し安堵感に浸った
119 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/08 20:08
三島は少し安心と。思った矢先。しかし、3小隊の面々が赤城を取り囲んでいる。それを見て、頭を抱える先任に中隊長が「とりあえず少しの間様子を見よう、家族があのような人達だ。肝の座った奴じゃないとくどけないさ。」
先任の体から酒が消えた(気分)にさせた一言だった
121 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/08 23:46
番外編 ぱぱ編 昨夜、娘から電話が来た。「私、大丈夫よ」と赤城
「そうか?早く慣れて自分の道をきめるんだぞ」とぱぱ
本当は異性関係について聞きたい。が、ぐっとこらえる。どこかで、幹部一家の娘に手だす(遊びで)隊員なんていないだろ
と鷹をくくっていた。
125 名前:スキップ・ビート 投稿日:04/02/10 00:36
スキップ・ビート 番外編・生活隊舎
「押〜忍、あ、またゲームやってますね!」
ここは生活隊舎、飯島士長の住む居室である。
「お、これはこれは三島クン。」 飯島士長はゲーム画面を見ながら答えた。中隊にWACが来て2日目の夜、思った程の混乱もなく、いつも通りのまったりムードである。
「なんかおもしろい事でもあったか?」
「飯島の旦那、赤城チャン情報で面白いのがありまっせ」
三島士長は妙に芝居がかって言った。
「なに調子よく赤城チャンなんて言っちゃってんだよお前は!で、情報って?」
「赤城ちゃん、とりあず通信で使うみたいなんですけど、本人は実は迫でやりたいらしいですよ」
飯島士長はゲームを中断した。ゲームは「戦国無双」である。
「何ャ〜!ウチの小隊に来たいってか!?しかしそれはそれで面倒くせーな・・・」
どうやら喜び半分、心配半分の様だ。やはり重迫のWACを知ってる人間は、WACだからといって素直に喜べない。
「まァ通信とかで一緒になると思うンで、探りを入れてみますよ」
「そうだな」 飯島士長はゲームを再開した。しかし三島士長は内心では赤城チャンの事を恐れていた。そうなのだ、精強過ぎるのだ。三島士長は後方戦技は何でもこなすが、射撃を除く戦技はからっきしダメだった。飯島士長は画面を見ながら言う。
「しかしよ、ヤマ行って隣にWACが居たら燃えるよな?」
三島士長はニヤリとしながら、
「夜の半装填ですか?」 二人はまた淫靡な笑いを共有した。こうして営内の夜は更けていくのであった。
生活隊舎編・不定期につづく・・・
128 名前:まいにちWACわく!その27 投稿日:04/02/14 16:11
「申告します!1等陸士・後藤喜一以下4名のものは…」連隊会議室で昨日着隊した4名の曹学の申告が始まった。といってもものの10分程度で終わるものだが…
参加してるのは連隊長以下幕僚の面々、各中隊の中隊長に先任たちである。
二日酔いでまだくらくらする頭で整列・不動の姿勢はかなりつらい。同じ会議室には昨日一緒に飲んでいた泉曹長と飯島曹長の顔も見える。
泉曹長はまったく平気なようだ。相変わらずの冷静な顔ですまして立っている。
飯島曹長はつらそうだ。かなり飲んでいた結果、先任と同じように頭痛に悩まされているようだ。
連隊長の訓辞が始まる、官僚的なところのある連隊長は話も長い。
「…諸君が一日でも早く連隊の一員になれるよう我々も最大限の努力をする所存である…」(ウソつけ!)中隊長の心の叫びは誰にも聞かれなかったようだ
129 名前:まいにちWACわく!その28 投稿日:04/02/14 16:26
「さて、申告も終わったし…」先任の机の前には、作業服に着替えた赤城1士がいる。「今日は物品の交付があるからね」
「ハイ!…まずは何したらいいですか?」「とりあえず、戦闘装着セットかな?東野1曹!」補給(戦闘装着セット担当)の東野1曹を呼ぶ。
「準備は出来てますよ」東野1曹は迫出身の49才、そろそろ業務隊で楽隠居を…が口癖である。
「サイズは5Aだね」「いいと思います」補給倉庫で服を渡す。「ためしにこの戦闘外被を着てみてくれ、できれば丁度であって欲しいんだが…」
「少し大きいかな?」「ならいいや、下に着込むからね。業務隊にも在庫がそれしか無くてね…」渋い顔をする東野1曹。
「あとは鉄帽、弾帯、弾のう、背嚢…」次々と物品を渡していく。「無くさないように管理は厳重にね、武器と同じ扱いだからね。あと注記をしっかりするように、今日中に階級証とかも縫い付けるんだよ」
130 名前:まいにちWACわく!その29 投稿日:04/02/14 16:37
次は武器だ「小銃は89式、曹学だから扱い方は知ってるよな?」火器陸曹の高木2曹が言う。軽火器出身の37才、最近太ってきた腹を気にしている。
「わかります」「じゃあチェックをしてくれ、異常は無いかどうかね」慣れた手つきでスライドを下げ、薬室が見える状態で銃を渡す。
「特に異常ありません」「そうか、ところで赤城1士は器用か?」「?」
「武器だけにブキようだと使えないからね〜」「………あははぁ…」愛想笑いをするしかない。
「小銃受け取った?」先任が聞く。「ハイ…」疲れたように言う赤城1士、「どうしたの?」事務所にいた田浦3曹が聞く。
「いや、ちょっと…」「どうせまた高木の親父ギャグ聞かされたんだろう?」さすがに先任、読みがいい。
「またか〜」「いいかげん止めりゃいいのに…」「愛想笑いするから癖になるんですよ」同意したように中隊本部の面々がうなずく。
131 名前:まいにちWACわく!その30 投稿日:04/02/14 16:58
「じゃ、今日は被服の縫い付けとかやってきなさい。夕方から駆け足だから体育服装で集合ね」「ハイ!」
少し静かになる中隊本部「明日の1800から中隊本部で赤城1士の歓迎宴会をやろうと思うんだが、みんな参加できるか?場所は『一番星』だ」先任が声をかける。
「私はOKです」人事の倉田曹長が言う
「私らは全員いけますよ」補給の3羽ガラス、鈴木曹長と東野1曹と村上2曹が言う
「田浦、いけるか?」「自分は行かないといけませんね」「じゃあ訓練もOKですな先任」中島1曹が言う
「ちょっと書類が遅れてて…今日明日は残業しますんで」渋い顔の給養、川井2曹が言う
「そのかわり、田中を出します」「僕は懐具合が…」給養付の田中士長は渋い顔だ。営外陸士は安い給料で大変である
「行きましょう!酒飲みはサケられませんからね〜」親父ギャグを飛ばす火器、高木2曹。誰も相手にしない
「先任のおごり?違うのか…まぁいい、行きましょう」車両の水上1曹が答える
「ところで中隊長は?」田浦が聞く「曹士だけで楽しんで来い、だってよ」「赤城本人は知ってるんですか?」「これから言うさ、問題無いだろう。本管の中村3曹も呼ぶか?」
少し考える田浦3曹「そうですね、いざって時は連れて帰ってもらわないと…」
132 名前:まいにちWACわく!その31 投稿日:04/02/15 16:45
その日の夕方、田浦3曹は駆け足を終えてトレーニング場(といっても鉄棒と腹筋台、砂場と鉄アレイがあるだけ)にやって来た。
(さて、少し筋トレでもするかな?)少し体をほぐして鉄棒の位置まで来た田浦3曹は、そこで赤城1士を見かけた。「おや、筋トレ中かい?」と声をかける
「ハイ!班長も?」「ああ、事務でもやっぱり体動かさないとね〜まだ26だしね」そう言いつつ鉄棒にぶら下がる。横を見ると赤城1士も鉄棒にぶら下がっている。そして…
「フンッ!」と気合を入れて懸垂をはじめる、1回2回…10回やってしばらくぶら下がってから降りてくる。田浦3曹は呆然としてそれを見ていた…
「すごいね…」ボソリと言う「もっと鍛えたいです!」屈託のない笑顔でそう答える赤城1士、肩を回して腹筋台に向かう。
(こりゃ迂闊に手を出したやつはえらい目にあうな…)田浦3曹は少し安心した…
133 名前:まいにちWACわく!その32 投稿日:04/02/15 17:01
「ところで先任から宴会の件は聞いた?」柔軟体操をしつつ聞く「はい、明日ですね?クラブですよね?」腕立て伏せを終えて赤城1士が答える。
「うん、岡野2曹と中村3曹も誘ったよ、ところでまだ未成年だよね?」「はい。あと1年と3日で二十歳です!」「もうすぐ誕生日なんだ?お酒は飲める?」「少しなら…」
柔軟を終えて立ち上がる「じゃあ大丈夫だね、飲みすぎには注意してね」「ハイ!…あの〜少し聞いてもいいですか?」ちょっと上目使いで質問してくる。
「なに?」「今週末の休みは外出できますか?」ちょっと心配そうに聞いてくる
「まぁ今いる1士2士連中も最初の週は外出させてたからいいんじゃないかな?何か用事が?」「はい、中村3曹と本管のWACの皆さんが、宴会開いてくれるそうなんです」ちょっと嬉しそうに顔を赤らめて言う。
「そうなの?よかったね〜じゃあ僕からも先任に言っておくよ」「ハイ!ありがとうございます!」疲れも見せず元気に答える。
「じゃあ風邪引かないようにね」「お疲れ様でした〜!」
134 名前:まいにちWACわく!その33 投稿日:04/02/15 17:19
「…それでは、赤城1士の今後の活躍を祈念して…かんぱ〜い!」「かんぱ〜い!」ガチャンとグラスの合わさる音がする。
翌日1830、クラブ「一番星」の座敷席で歓迎宴会は始まった。上座には先任と赤城1士、机に並んでるのは鍋に刺身、揚げ物少々という定番ものだ。
「まぁまぁまずは…」「…ささ、どうぞどうぞ…」座敷のあっちこっちでビールが注がれていく「さぁ、今日はおごりだからいくらでも飲んでね」先任が赤城1士のグラスにビールを注ぐ。
「先任、未成年にあんまり飲まさないでよ〜」中隊本部のNo2、倉田曹長が声をかける。「あんまり飲めないかい?」先任が一応といった感じで聞く。
「父とか兄たちに少し飲まされてましたから、ちょっとなら大丈夫ですよ」二口ほどビールを飲み赤城1士が答える。
「確か海自の人だったよね?」「ハイ、一応総監なんてやってます」何も気にせずサラッと口にする。「なんでお父さんのとこに行かなかったの?」刺身を口に運びつつ先任が聞く「あ〜俺も聞きたいと思ってたんだよ」横から顔を出したのは田浦3曹だった。
135 名前:まいにちWACわく!その34 投稿日:04/02/15 17:48
「そうですねぇ…私は陸海空どこでもよかったんです」赤城1士は続ける「海自にいったらイージス艦に、空自にいったら戦闘機パイロットを目指すつもりでした」
「やる気満々だねぇ…」先任が感心したように言う「じゃあ特に陸希望じゃなかったんだ?」田浦3曹が串カツをつまみつつ聞く。
「そうですね…もしかしたら父と叔父が気を遣ったのかもしれません、叔父も空自の団長なんてやってるんです」「身内を入れると贔屓してしまうからかな?」「どっちにしろ曹だから、接点はあんまりないんですけどね〜」
「普通科中隊熱望だったらしいね。やっぱり最前線に行きたかったの?」「ハイ!やっぱり自分を試してみたかったのです」
「何のお話ですか?」中村3曹がやってくる「赤城1士の普通科志願の理由さ、知ってた?」田浦3曹が聞く「えぇ、前に少し話してましたよ。頑張ってますよね〜」
「ありがとうございます〜!」少し酔ったのかハイテンションだ「大丈夫?金曜の晩もあるんだから無理しちゃダメよ?」中村3曹がたしなめるように言う、まるでお母さんのようだ。
「まるでおかあ…ウグッ!?」思わず口を開いた田浦3曹の口を先任と倉田曹長がふさぐ。怪訝な顔をする中村3曹「なんでもないよ、なぁたー坊?」倉田曹長がニヤリと笑う。
「お前の言いそうなことはわかるさ、新兵のお前を鍛えたのは誰だったと思う?」耳そばで倉田曹長はささやく。
「おっ、盛り上がってるのぉ」ビールを持ってきたのは権藤店長だ「お〜べっぴんさんが2人も!やるのぅ先任」先任の肩を叩きつつひゃっひゃと笑う。
「昭南島の芸子さんを思い出すわい」「こないだ満州って言ってたじゃない」すかさず先任が突っ込む。
(昭南島ってなんですか?)赤城1士が聞く(シンガポールの事だよ、権藤さんは元軍人らしいんだ)倉田曹長が答える。
わいわいがやがやと宴会の夜は更けていく…
141 名前:まいにちWACわく!その35 投稿日:04/02/21 17:44
翌日…冬晴れが宴会で二日酔いの中隊本部を直撃する、こんな日は暖かい日差しも恨めしい…
そんな中、赤城1士の「通信陸曹補佐」業務が始まった。
「まぁまずは、うちにある資材の事を覚えていってくれ」二日酔いでフラフラになりつつ、岡野2曹が教育を始める「これは1月から始まる部隊通信の教育の予習でもあるから、しっかり覚えるようにな」
そう言って倉庫の中に入っていく「まず普通科中隊の通信は、FM無線と有線が主になっていく…」
一方、中隊本部では… 「あ〜腹いてぇ…トイレ行ってきます」田浦3曹が腹を押さえてトイレに駆け込む(昨日の刺身にあたったかな?)そう思いつつ個室に入る
(ふ〜すっきりした…)出すものを出してすっきりしたその時、誰かがトイレに入ってくる音が聞こえた。その音は小便器の方に向かっていく。
続いてまた誰かが入る音、後から入ってきた人物が声を出した「おぅ、お疲れ近藤曹長」声からすると迫小隊の井坂2尉のようだ。
先に入っていたのは迫小隊の小隊陸曹、近藤曹長のようだ「お疲れです小隊長」という声が聞こえた
しばらくの沈黙、近藤曹長が口を開く「あの赤城をウチに入れるって話があるというのは本当ですか?」「…ああ、そういう話もあるらしいよ」自信無さげに小隊長が言う。
30代と若い井坂2尉に比べて近藤曹長は40代後半、どちらかというと近藤曹長が小隊内でのイニシアチブを取っている。
「女なんか要りませんよ、断ってくれよ小隊長」「いや、しかしだね…」「俺の部下に女が来て何させるんですか?ふざけた事されちゃ困るんですよ!」かなりきつい口調だ。
水を流してジッパーを上げる音が聞こえる「いいですか、断れないんなら私が中隊長に言いますよ」そう言い捨てて近藤曹長はトイレから出て行った。
「はぁ…」ため息をつく井坂2尉、そうしてトイレから出て行った。
(…こりゃあまずいなぁ…)ケツを拭きながら田浦3曹は考えていた…
142 名前:まいにちWACわく!その36 投稿日:04/02/21 18:01
「そうか…」先任が渋い顔をする。
田浦3曹はトイレから帰るなり、先任を日中は使わない当直室に呼んでさっきの件の話をしたのだ。
「まずくないですか?」「そうだな…まぁいつか出る話だとは思っていたがな」腕を組みう〜んと唸る。
「とりあえずこの話は他言無用だ、いつか時機を見て中隊長に話すよ」「わかりました」
先任が事務所に帰ってきたとき「お〜ちょうどよかった、先任電話だよ」と村上2曹が電話の受話器を持ち上げた。
「はい、かわりました佐藤です」(どうも恐れ入ります、戦国茶屋の田中です…)中隊宴会の会場となる「戦国茶屋」からだった。何かの調整事項のようだ
この地域には中隊規模の人員を収容できる宴会場が3つある。3店がしのぎを削っているために料金はかなり安い。
しかし、もし2店が潰れて1件だけになると料金が跳ね上がる恐れがあり、そのために各中隊の先任が「公平に3店を使うよう」調整をしている。
「じゃあ21日に、人数は128名です、少し変わるかもしれませんが…」(わかりました、では…)
143 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:24
21日 課業終了 赤城は外での宴会の為、風呂を早くすませ、化粧をしていた。ふと、自分の顔を見て 「外に出たら女の子ぽくいかなきゃ、うん合格、合格」と一人照れながら一人事を言った。宴会場へは、飯島士長が案内してくれる。と先任に言われた。「初めて話しするなぁ」
144 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:33
PX 「飯島士長、おまたせしました」と元気よく言うと飯島は「町に出たら俺達の階級は言わないでね、なんか恥ずかしんだ」と言う。なるほど「はい、わかりました」と笑顔で答える。あれ?けど俺達?視界には飯島一人。不思議に思っていると「おまたせ〜」見ると三島だった
145 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:38
タクシーの中で三島は赤城を見て「化粧すると可愛いね、けど仕事の時は控えめにね。」とアドバイスしている。赤城は、少し照れながら、「はい」と、一言。事実、飯島、三島がおどろいているのだ。こりゃ今日の宴会、狼が騒ぐぞ。三島の中で何かが騒ぎだした。
146 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:44
三島の気持ち 「う〜ん可愛いなぁ、こりゃ唾つけとくのも損はないぞ。と、なると、今日は狼どもから、三島を守るふりをしっつ、さりげなく、先輩の振りをし・・・よし!あの作戦だな。楽しみだな」
147 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:47
飯島の気持ち「なんだか、元がいいんだろうなこの子の顔は、こりゃさらに化けるな。三島も行きそうだが、俺も少し技みせて・・・嫌々、親父の事考えると手だせんわなぁ。ふぅ〜」
148 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:51
赤城の気持ち 「今日を利用して迫の人と仲良くなろう、三島士長に可愛いって言われたから、多分人受けは、悪くないと思いたいなぁ、けど、ワックを嫌な人も多いかな?今からこの二人と少しでも慣れなきゃ」
149 名前:専守防衛さん 投稿日:04/02/24 19:56
三人の思いを乗せタクシーは宴会場へ到着した。「さぁ〜飲むぞ〜行こう赤城クン」と三島 あっ!赤城クン!?「ごきげんなんですね〜」と、飯島と赤城が笑顔で言いながら、宴会場の扉がひらいた 「いらっしゃいませ〜」・・・ 宴会が始まった
150 名前:スキップ・ビート 投稿日:04/02/25 11:58
スキップ・ビート 番外編・生活隊舎
「中隊の宴会ン時に残留って切ないですよね・・・」
ここは生活隊舎、迫小隊の営内班である。 「な〜!しかも今日はあのWACも来ンだよな」
柳沢士長と河原1士はボヤキながら「みんなのゴルフ4」をやっていた。
「下っ端はつらいっスね」 「・・・・・」 部屋の中にコントローラーを叩く音だけが響いていた。こういう時は誰かが割りを食うとは分かっていても、文句を言いたくなるものだ。
「自分、ハタチの誕生日なんか消防隊勤務でしたよ」
河原1士は若手にありがちな愚痴をこぼした。
「お前、俺が打つ時に話しかけるんじゃないよ・・・まァ自衛隊ってのはそういうトコだからさ。俺なんかアレよ?年越し警衛よ?」
「うわ〜、それキクなァ〜!しかし柳沢士長、なんかだんだん喋り方が三島士長っぽくなってきましたね」
三島士長と柳沢士長は同室であった。さらに「みんゴル」も三島士長の私物なのであった。
「そう?同じ部屋だしな。そういや三島士長ハリキッテたな」
「あ〜WACが来ますもんね〜!」 柳沢士長は時計を見た。点呼まであと10分だ。
「そろそろやめっか。でもな河原、三島士長って酒飲めねーンだぜ。」
「え〜!そうでしたっけ!?普段から酔っ払ってるみたいなのに!」
PS2の電源を切りながら河原1士は言った。柳沢士長は外被を着ている。
「しかしこんな人が居ない日くらい点呼なくてもいいのになァ」
「ホントですよね〜」 二人は部屋を出た。点呼場所は当直室前である。
こうして営内の夜は更けていくのであった・・・。
生活隊舎編、不定期につづく・・・・
151 名前:専守防衛さん投稿日:04/02/26 19:21
「かんぱ〜い」ワイワイガヤガヤ 宴会が始まって30分
赤城1士の周りには、大量の男が群がっている
「こうなることは予想してたが〜」中隊長が嘆いている
「中隊長、どうぞ」 「おぉありがとう。」三島だった
「三島は確か飲めなかったな?」「はい、ジュースで」