まいにちWACわく!その52

三島と青木編 ちょっぴりドキドキ 切ない恋編
「青木、お茶を出す時はお客の左から出してくれ!」ここは、方面音楽祭会場、特別招待客
接遇室 方面音楽隊ともなれば、各師団司令部からも作業員として配属される


客のお茶出し作業員は各師団司令部で働くワックで集められていた。師団勤務は顔で・・・と噂される位である。青木を初め綺麗所の集まりである。
「休憩」と接遇班の長 方面の2佐が声をかける
皆バラける ワックだけあって、煙草を吸いに行く物も少ない


「彼氏も作業来てるんだ〜 だけどこんなに遅いと会えないよね〜」なんて声が何処からか聞こえた。青木はボケ〜としながらその声を聞き、(そういえば、三島さん、この作業は出てないのかな?)と考えていた。


1730 接遇班の作業終了 マイクロバスに皆乗り込む
このあたりでマイクロを使えるあたりが、司令部と部隊の違う所だろう
バスの中では話をするもの、仮眠するもの
メールするものとさまざまだ 青木も携帯をチェックした
すると 着信1件の文字がある


見ると三島からだった。自然と笑がこぼれる青木。帰ったら電話してみよう
とすぐに思っていた。その時「青木3曹はどうする?」と、他のワックから声がかかった


聞けば、明日は本番だから、あんまり遅くまでは無理だけど
有志をあつめて、軽くご飯、酒をと言う話だった「宿舎に帰ってから答え出します」と慎重な青木
青木の頭には、もしかすると三島が・・・と考える部分もあった


宿舎に到着。部屋に戻ると青木はすぐに三島へと電話した
「もしもし・・・ 青木ですけど。すみません、電話遅くなって・・・」と三島と会話を続ける
会話が進むにつれ笑顔になってくる・・・


シャワーを浴び、化粧をして、私服に着替え、ご飯の誘いを断り。タクシーを呼び、出かけた
行った先には、三島がいた 「お待たせしました〜」と三島の前に立っ
今日は化粧乗りもよく、少し自信があった。事実、三島も青木の綺麗さに少し戸惑っているようだ


二人、ご飯を食べ、二人の共通の話題で盛り上がり、また三島が今日の昼に食べたラーメンの話を興奮しながら話すがたに、お互い、笑ったり
はたからみれば、いいカップルだろう 青木はこの上なく幸せな時間を過ごしていた


ご飯を食べ終え、これからどーしょうか、と話になった時
時間すでに21時だった お互い明日、本番のため、朝がはやい
もう、帰ろう と話しあった その時三島から思い出したかのように・・・


「俺、候補生受かったよ」と一言告げられた
「おめでとございます」と自分の事のように喜ぶ青木
と、少し間が空いたその時、「三島さん、この中見てください」と手をあわせ、そこに隙間をつくり覗かせた


三島もバカ正直である。「ん?何?何?何が見えるの?」と、除く
必然的に三島の死角が無くなる と・・・! 青木が三島にキスをしたのだ!
三島もすぐに気付きボーゼンとしている


青木も顔が真っ赤になっている。「お、おめでとうございます。私、三島さん・・・
あっ、あの、とにかく頑張ってください。また今度遊びましょう
明日頑張りましょう 今日は帰ります」と言って、走ってタクシーに乗り込み帰って行った


こんな、甘酢ぱい出来事があった二人 次の日
二人とも異様にテンションが高かったと
あとから語らていた ちょっぴり恋話編 完


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