324 名前:スキップ・ビート 投稿日:04/05/19 14:55
番外編・外止め・・・
「三島、司令部のマニア娘はどうなった?」ここは三島の住む居室である。
三島とマニア仲間の田島3曹は三島のベッドに座っていた。読んでいる本は「イノセンス絵コンテ集」である。三島はゲームを中断した。
「いやァ〜一緒に外出して遊びに行く予定だったんスけどねェ・・・」
TV画面では勇者アーサーがパンツ一丁で佇んでいる。
「外出できなくてもメールくらいしてンだろ?そんなマニアな会話できる娘なんかそうそういないぞ」
田島3曹は半年先輩である。早稲田大学を中退して入隊した異色の普通科隊員だった。三島と同じく普通科らしからぬ雰囲気である。
「そっスね〜でももうちょっとパイオツカイデーだといいっスね〜!」
「綺麗な顔にデカイ乳、言う事ないな」 渋い声で田島3曹が言う。
「さすが戦車殺しの田島先生、わかってらっしゃる!あとはパイパンだったら言うことねーっスね!」
「三島・・いーねー!!」
やっぱり普通科だ・・・。三島は「大魔界村」を再開した。この後も淡々と猥談に花を咲かせる二人であった。
外止め編、不定期につづく・・・
328 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 22:23
試験日 三島を初め、受験者、皆自身にみちあふれた顔をしている。重迫の神田士長は三島と同期なのだが。自信にみちあふれた三島の顔を見て驚く「三島、なんかかわったな〜」と神田が聞くと・・・
329 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 22:28
三島は「一次受かってから一番、努力したのは俺よ!特に連休なんてヒドいもんよ!思いだしたくもないけどな。けど、今日から外出出来るんだ、とりあえずはりきっていくぞぃ」と言う。「連休?お前とこも午前だけじゃなかった?」と神田
330 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 22:32
「あぁ、他の奴はな、なぜか俺だけずっと」と辛い連休を思いだす。連休編
始まり
331 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 22:44
四月29日 「じゃあ今日は終わり」と田浦が言う
皆、解散し始めた時、林2曹が来た。「おぅ、三島、午後は13時からな。ジャージでこいよ」と言う。三島はぽかんとして「へ?俺だけ?ですか?」当然とばかりに林も田浦もうなずく。青ざめる三島・・・
332 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 22:51
駆け足をし、筋トレをしたのち、体力検定科目を一人黙々とやらされる。今までも、筋肉痛に悩まされていたが。比べ物にならないくらい、痛かった。やめたかった。しかし、夜。青木を初め、各支援で知り合ったワックから、励ましの電話がかかり、元気がでるのだった
334 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:07
30日 「あたっ!」起きると体が痛い。嫌になる。携帯で時間を見るとメールが1通。(頑張ってる三島士長を応援します、へこんだ時はいい場所知ってまっせ。パクリ屋赤城チャン(笑))俺はモテキャラ?と調子に乗り教練の練習を張り切りであった。午後
来たのは倉田だった。
335 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:18
倉田を見た三島はホッとした 人事が来た!午後は面接だな。と考えたのだ。しかし、甘かった
倉田曰く、「最近太ってなぁ、昔を思いだしてテンマイル行くぞ」と張り切り、実際走る
その後は、体力検定科目 後面接 疲れている三島に倉田は「明日は岡野だぞ」と告げて帰る
336 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:23
体が限界に来ていた。風呂に入り、寝ても疲れが取れない。なんか、成果も上がってないような気もする
明日、岡野2曹に正直に言って軽くしてもらおう。決心する三島
337 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:35
次の日 午前を無事終わった。 岡野2曹がいる「じゃ、午後ジャージな」
「あの、実は・・・」話が話だけに中なか確信に行けない三島を尻目に岡野が「ここだけの話だけど、お前、師団記念の時のワックとどうなった?」と聞く
三島は驚き「えっ?」と、とぼける
338 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:40
「綺麗な子だったよな、あれなぁお前に告白する所だったと思うぞ」三島は驚きの顔で「え〜!あの時の会話聞いてたんすか!寝てたって?」「あぁ、あれな、あの状況で本当の事言えないだろ普通」三島は少し照れた顔になっている
339 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/19 23:44
その顔だと、まだ続いてるな?と岡野が聞くと三島はうなずく。「いいなぁ若いって。じゃあのワックの為にも今が頑張り所だな」と言われ。何も言え無い三島
結局、この日も連休特別訓練をしたのだった・・・
341 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/20 23:29
五月四日 三島の体も限界だった 今日の午前は何も無し、だった。外禁中の三島には関係ないが・・・
なぜなら三島には午後がある。今日は先任が来る
今のうちに体休めなきゃ ぐっすり昼寝する三島だった
342 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/20 23:33
「おい!三島、起きろ!おい!」その声に起こされる。ぼけー、と見て見ると先任だった
ふと、我にかえる三島 「すみません!今すぐ着替えます!」と大声を発する
「いや、ゆっくりでいいぞ、今日は走らんから」三島はその言葉を理解出来なくポカンとしていた
343 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/20 23:38
「今日は面接の練習して、そのあと少し話しよう」いつになく、真剣な先任
三島はその顔をさっし素直は「ハイ」と言うしかなかった
。面接練習も終わりに近ずいた時「君は今、本当に陸曹になりたいの?」と真剣な顔で質問を受けた
344 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/20 23:42
正直話、悩んでいた三島 さすがに表情は暗い。それをさっした先任は、静かに、そして気合いをいれながら、先任の陸士時代の話をしはじめた。
345 名前:専守防衛さん 投稿日:04/05/21 12:14
先任の話を聞きながら、三島は筋肉痛で顔をゆがめそうになる。「痛いか?」「はい。」「まぁ、しかたがない。」と言ってまた、昔話をする。「昔は、5任期以上の先任士長が〜、で、早く陸曹になったもんじゃ〜、今は〜、先任士長と言っても〜」段々クドくなってきた